本堂

当寺の本堂は、元々は薬師堂です。
明暦2年(1656年)の建立で、龍ヶ崎城主 土岐胤倫公の十二薬師の一つとされています。
平成16年に大改修工事を完了し当時の古い彫刻等を現在に残しています。

寺号額

大本山永平寺貫首 宮崎奕保禅師御染筆
「醫王堂」と(いおうどう)と書かれています。

本堂内の様々な仏像

東方瑠璃光薬師如来(とうほうるりこうやくしにょらい)

(本物は秘仏の為、日光月光菩薩と共に後ろの御厨子の中に)

十二神將像(じゅうにじんしょうぞう)

(薬師様のお手伝いをする仏様達です)

中央 不動明王
右 賓頭廬尊者(びんずるそんじゃ)
左 聖僧さま(しょうそう)

一佛両祖

曹洞宗には、「一佛両祖」の定めがあります。 一佛とは、釈迦牟尼仏(中央)であり、両祖とは道元禅師(右)と瑩山禅師(左)です。

達磨大師像 (だるまだいし)

インドから中国に禅を伝えたとされ、中国禅宗の祖といわれる。

大権修理菩薩像 (だいげんしゅりぼさつ)

道元が宋より帰朝する際に、密かに禅師に従って来朝した菩薩といわれ、曹洞宗寺院に達磨大師と共に祀られるようになった。

法堂 (はっとう)

ここにて、法事をはじめ、あらゆる法要を行います。

龍の彫刻

龍が三本指で玉をにぎっています。
この姿から龍ヶ崎市のマーク(市章)が決まったとの説が有ります。